地区の文化財を守り時間を大切にしようと6月10日の「時の記念日」に合わせて、日南市立飫肥(おび)小学校(宮崎宏子校長・全校児童341人)6年生の児童51人が鐘つきをしました。
児童たちは飫肥についての郷土学習に取り組んでいる「飫肥城下町文化財愛護少年団」の結団式に参加。
▽団員代表の外山珠鈴さん(11歳)が「飫肥地区の残る伝統芸能や文化財を大切にし守っていくことを誓います」と誓いの言葉を述べたあと、都甲日南市教育長から看板が授与されました。
飫肥城の鐘をつく会から鐘の付き方を教えてもらい、児童たちは4人1組になって全員で12回ほど鐘をつきました。 1・2・3と息を合わせて鐘をつき終わったあと鐘撞き堂へ一礼をしました。
▽初めて鐘をついてみた田脇柊也さん(11歳)は「音が大きかった。また鐘をついてみたいです。先生から話があったので時間を大切にしたいと思いました」と話していました。
江戸時代中期に造られたこの鐘撞き堂は、太平洋戦争で軍に鐘を差し出しましたが、市民の手によって1965年に復元された歴史があります。 鐘つきは今も飫肥城の鐘をつく会を中心に、毎朝6時に鐘をついています。
▽飫肥城の鐘をつく会の大塚会長は「このような活動をしているのは飫肥小学校だけだと思いますので時間と共に大切にしていってほしい」と呼びかけていました。
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