日南市を流れる広渡川で「ノボリコ」と呼ばれるハゼの稚魚を捕る伝統的な漁が始まりました。
ノボリコ漁は川の浅瀬に石を積んで幅1メートルほどの魚の通り道を作って、川底に幅およそ2メートル、長さ4メートルほどのナイロン製の網を敷いて、川を上ってきたノボリコを捕まえる漁法です。
5月4日朝に仕掛けられた網の中を見ると、体長3〜4センチほどのノボリコがかかっていました。
地元では戦前から漁が行われていて、現在も市内の7〜8人ほどが漁を続けています。 ノボリコは卵とじやかき揚げにするなどして食べているということです。
▽広渡川漁業協同組合の戸田博組合長は「今まで雨続きで全く捕れなかった。毎年3月初め辺りから捕れるが今日が初めてです。郷土料理で伝統ある漁法なので今後とも末永くノボリコ漁を続けていってほしい」と話していました。
今年のノボリコ漁は7月下旬頃まで行われます。
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