夏休み前 油津中で薬物乱用防止教室


 夏休みに入る前、日南市立油津中学校(生徒149人・宮元芳幸校長)で全校生徒を対象にした薬物乱用防止教室が7月22日に開かれました。

 日南市内の学校では生徒たちに、たばこ・酒・覚醒剤などが心身に与える影響や危険性を知ってもらうために、薬物乱用防止教室を毎年行っています。 成人年齢が18歳になったことで、お酒は何歳から飲めるのかというクイズが出されました。

 ▽日南警察署少年補導職員の鈴木千恵さん「個人でインターネットを通じて海外から輸入した薬など成分が不明であったり日本で禁止されている薬物が含まれていることがあります」と生徒たちに呼びかけました。

 生徒たちは日南警察署の少年補導職員から薬物の危険や害について学んでいました。 全国では薬物による検挙が増えており、宮崎県では一昨年96件の検挙があり、増加傾向であることを伝えました。

 ▽話を聞いた生徒は「1回薬物をやったら抜け出せないのが怖い。薬物についての怖さを改めて知りました」「宮崎でも身近に薬物が存在しているのが分かって、海外ではお菓子とかにも練り込まれていることが分かったので尚更気をつけていきたい」と感じていました。

 ▽油津中学校・若林史宏教頭「明日から33日という長い夏休みに入ります。やはりひとりひとりがしっかりした生活をする、薬物やタバコを含めて自分自身が律して安全健康に夏休みを過ごしてほしいと教室を開いた」と話していました。

 宮崎県警察のまとめによると2021年、県内で大麻や覚醒剤などの薬物乱用の検挙が84件あり、このうち未成年による検挙は4件ありました。

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