東九州自動車道 油津~夏井間の着工式


 東九州自動車道、油津・夏井道路の着工式が10月29日に日南市と串間市で開催されました。 このうち日南市文化センターには関係機関や市民など、およそ100人が参加(主催者発表)。

 着工となるのは、油津IC~南郷IC間の6.4キロと奈留IC~夏井IC間の14.1キロの
合わせて20.5キロ(ICはすべて仮称)。 総事業費は771億円。 いずれも無料区間の2車線道路で開通時期は未定です。

 式典では、九州地方整備局・藤巻浩之局長は「ある程度まとまって先祖伝代の用地を提供いただくことができ、おかげさまで工事を始めることができましたので、着工式の運びとなった。1日も早い完成を目指していきたい」とあいさつ。

 このあと、かけ声に合わせて鍬入れをしました。 
▽髙橋日南市長は「事業化になって着工式があり工事が始まることですから、市民に高速道路の進捗が伝わるから気運が高まって、東九州道全線開通に向けて間違いなく前に進んだと実感。2023年3月までには清武南〜日南北郷間が開通。東郷〜油津もまもなくと思っている。油津〜南郷間の工事が始まれば、ストック効果や観光面など含めて、県南が活性化すると思っています」と話していました。

 残すは、南郷ICと奈留IC間だけが、事業未着手の基本計画区間となっている状態です。

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