日南市楠原にある五百禩（いおし）神社では、アヤメの一種「キショウブ」が見頃を迎えています。 五百禩神社の敷地内には、およそ１００株のキショウブが植えられており、鮮やかな黄色い花びらが参道を演出しています。
神社は飫肥藩初代藩主伊東祐兵公（報恩公）のために建立された寺「旧報恩寺」。庭園は旧報恩寺の庭園として作庭されたと言われ、山の斜面に三連の石橋を架けるという意匠は大変珍しく、日本の庭園史上でも注目されているそうです。
佐師正起宮司は「キショウブは３０年以上前から植えられている。国の登録有形文化財となっている五百禩神社で季節を感じていただければと思います。７月２６日は例大祭を予定している」と話していました。
キショウブは５月末頃まで観られるということです。
問い合わせ
五百禩神社
〒889-2514 宮崎県日南市大字楠原字寺の脇1-1他
tel.0987-25-1412（田ノ上八幡神社）
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