師走の風物詩となっている黒砂糖作り「さとねり」が日南市の風田地区で12月2日から始まりました。 さとねりはサトウキビから黒砂糖を作る伝統製法で、江戸時代後期から始まったとされています。
後継者不足などから現在、宮崎県内では風田精糖組合(平島二三夫代表)だけがこの製法で作っています。 この日、日南市立油津小学校4年生39人がさとねり工場に訪れて、児童たちが収穫したサトウキビを機械に通して絞る作業を体験。
搾られた汁は直径1メートル程ある木製の釜に入れて、アクを取りながら6時間程じっくり煮詰めて冷まし練り上げると黒砂糖になります。
▽見学に訪れた野﨑凜さん「台風の日も毎日仕事をするのはすごいと思った。自分たちで収穫したサトウキビを機械に通せてとてもいい体験だった」 ▽大浦育夢さん「サトウキビから絞り出された汁は甘かった。サトウキビで調理するのが楽しみ」と話していました。
▽平島さんは「台風の影響はあったけどサトウキビの収穫量は例年並みで約5トン、500キロの黒砂糖ができる予定。今年のさとねりは3日夕方まで夜通しで続く」と話していました。 完成した黒砂糖は市内のスーパや道の駅などで販売されます。
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