海上保安庁の巡視船「きりしま」就役披露


 海の安全を守る高速巡視船「きりしま」が今年1月、宮崎海上保安部に配属され、日南市で就役披露と体験航海が行われました。 1月23日に就役披露式が行われ、来賓や乗組員など合わせて約50人が参加。

▽宮崎海上保安部の中原浩二部長が「2022年12月21日に巡視船きりしまが配属となり業務を遂行する上で非常に心強く気持ちを新たにしています」と謝辞を述べました。

 先代の「きりしま」が老朽化で廃船となるのに伴って建造された新しい「きりしま」。 20ミリ機関砲や遠隔放水銃を搭載し、追跡や監視能力が強化されているということです。

 全長46メートル、総トン数は195トン。 高圧水流のウォータージェット推進器2基を搭載し、前後左右と操縦性が向上しており、時速65キロ以上で航行できます。 この型の船では初めてとなる、感染症の患者を隔離して搬送できる収容スペースとトイレが設けられています。

▽先代きりしまから船長を務める磯本隆典船長は「ウォータージェット方式なので訓練を十分積んで、ある程度の時化にも対応できるようにしたい」と抱負を述べていました。

 新しい「きりしま」は油津港を拠点に海難救助やパトロールなどの活動にあたります。

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