耐震性と災害対応を強化 日南市役所 新庁舎が公開

耐震性と災害対応を強化 日南市役所 新庁舎が公開


 2021年7月から建設が行われていた市役所新庁舎の内部が報道陣に3月23日公開されました。 新庁舎は震度6強の地震で倒壊の危険があった旧本庁舎と議会棟を2020年度に解体した場所に建てられており、総事業費は約44億円(税込)。

 鉄筋コンクリート造り地上3階建てで、南海トラフ巨大地震クラスの揺れに耐えられる免震構造となっています。 待合ロビーが開放的な空間となり1階には市民課や税務課、2階に総務課や市長応接室、3階には議場などがあります。

 屋上には大規模な停電が発生した際、72時間は市役所の業務ができる発電装置が備わりました。

▽日南市役所・財産マネジメント課の山口勝也さん「ここが災害対策本部室になります。前の市役所にはなかったです。新庁舎の建設に合わせて災害対策本部室を作りました」と話していました。 通常は会議室として利用できる災害対策室が新設されるなど、災害対応を重視しています。

▽髙橋日南市長は「ここを拠点として市民に避難指示だったり、防災対策の指示ができる庁舎だと思っています。新しい庁舎での業務はモチベーションが上がって仕事がスムーズに進むと期待しています」と話していました。

 このほか、市民への解放も可能な付属棟には、東京オリンピック・パラリンピックで選手が滞在した「ビレッジプラザ」に使用された飫肥杉(おびすぎ)の一部が使われています。 日南市によると、今後は外まわりの工事や移転作業が行われ、5月8日(月)に開庁予定となっています。

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