今年3月から閉鎖をしていた日南市星倉の宿泊施設「天然温泉ひなたの宿 日南宮崎」(旧かんぽの宿日南)のリニューアル記念式典が4月24日に開かれました。式典には従業員や市の関係者など、およそ60人が参加。
2021年3月から運営をしていた、株式会社グリーン商事 (都城市・徳留弘二社長)が、物価高騰や施設改修に多額な費用が見込まれることを理由に、昨年度いっぱいで事業から撤退したことで、今年4月からレジャークリエイトホールディングスに業務を引き継ぎました。
日南市によると約1億2千万円で売買契約を結んで、レジャークリエイトホールディングスは市から土地と建物を取得して3月31日に登記が完了。
▽株式会社レジャークリエイトホールディングス・河野信吉会長「3度目の撤退は絶対にあってはならない。ひなたの宿を成功させるためには、私たちの努力はもちろんのこと、日南のみなさまの協力が不可欠と思っております」と述べました。
客室46室あるひなたの宿は約150人宿泊可能。 約60人の従業員のうち、約半数は前の従業員を雇用しています。
▽株式会社レジャークリエイトホールディングス・取締役の河野紗霧さん「高速も開通したことで、この機をチャンスと捉えています。グループ全体で監修した自社農園や日南どれの食材をふんだんに盛り込んだコース料理でみなさまのお越しをお待ちしております」と話していました。
ひなたの宿リニュアールオープンは4月28日12時からです。
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