五百禩神社の鳥居が完成 飫肥藩伊東家の寄付で建て替え

五百禩神社の鳥居が完成 飫肥藩伊東家の寄付で建て替え


 日南市楠原にある五百禩神社(2010年・国登録有形文化財)の鳥居が老朽化のため新しく建て替えられました。 1876年(明治9年)に本殿が建てられた神社の近くには、伊東家や明治の外交官・小村寿太郎の墓もあります。

 鳥居の高さは約4.2メートル、幅およそ5.8メートルの御影石でできています。 7月9日に行われた落慶式には五百禩神社氏子会や市の関係者など、およそ100人が参加し、完成を祝いました。

 鳥居を新しく建て替えたのは、伊東家第三藩主「祐久(すけひさ)」の弟「祐豊(すけとよ)」の子孫になる伊東優さん(66歳・東京都在住)で、現在は医療法人社団祐廣会理事長、大手町皮膚科院長を務めています。

▽伊東優さんは「毎年お墓参りをしているんですけど、木の鳥居がだいぶ傷んできていた。このままでは何かあったときに困る。ここの神社は地域の五社ですので、何か役に立てることはないのか相談して建て替えの協力をしました」と話していました。 

 鳥居の建て替えと屋根の清掃は、およそ660万円程かかっており、伊東さんの寄付によって行われました。

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