日南学園高等学校調理科「第38回 卒業作品発表会」が１月１２日に開かれ、保護者や学校関係者など、およそ８０人が集まって生徒たちの力作を鑑賞しました。
和食や洋食それに製菓など１２７点の料理が披露され、招待された家族や中学時代の恩師らは生徒たちの成長を感じている様子。
早朝３時頃から作品を仕上げた生徒たちは、各テーブルで料理の説明や記念写真に応じたりして、来場者をもてなしました。
▽4月からホテルで調理に携わる中村颯志さんは「油津港で水揚げされた鯛を使った塩釜焼きの焼き加減が難しかったです。将来は和食の店を出したいので、いろんな料理を学びたい」
▽管理栄養士を目指す山下佑奈さんは「量が多くて大変だったけど楽しく作ることができたので良かった。管理栄養士は1年生の頃から目指しているので頑張りたい」 ▽母・美香さん「美味しくできていると思います。進みたい道を応援してあげたい」と話していました。
▽最後に生徒代表の久保田澪里さんが「今年はコロナ禍以前に近い形で開催でき、3年間が詰まった作品をみなさんに披露できて嬉しく思っています。食を通して人を感動させる調理を作れるように今後も努力していきたい」とあいさつ。
３月に卒業する調理科の生徒・３年生１８人の進路は、県内外のホテルや福祉施設などへの就職、大学や専門学校への進学が決まっています。
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