外国クルーズ船が国内で最初に寄港する「ファーストポート」になって初めて受け入れる外国船が日南市油津港へ3月20日に初寄港しました。
検疫港以外の港に外国クルーズ船がファーストポートとして寄港するのは国内初の事例で、外国クルーズ船誘致拡大のため県と市が国に要望を行なった結果、特例的な取扱が認められたことにより実現したものです。
油津港は2020年2月、県や市が検疫に必要な準備を整えたことでファーストポートの条件を満たしていましたが、新型コロナの感染拡大で外国クルーズ船の受け入れは延期となっていました。
東京から韓国の釜山を経由して寄港したドイツ船の「オイローパ」は2万8千トン、全長は198メートル。 船内で入国審査と検疫を受けた乗客およそ350人は、串間市の都井岬、飫肥城下町や鵜戸神宮、東九州自動車道を利用して焼酎道場などを観光。 19時に油津港を出港したオイローパは鹿児島を経由して横浜に戻る全15泊16日の行程。
▽日南市観光・スポーツ課クルーズ振興室長補佐の川﨑貞信さんは「ようやくファーストポートとしての受け入れができるようになりました。今後も引き続き台湾や韓国などの船会社へ誘致活動をしていきたい」と話していました。
ファーストポートによる寄港で、アジアなどからのショートクルーズの増加とインバウンド獲得が期待されます。
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