日南市南郷町の目井津漁港で水揚げされるブランド魚「めいつ美々鯵(びびあじ)」の出荷宣言と初セリが南郷漁協地方卸売市場で3月24日に開かれました。
大型定置網で水揚げされた美々鯵は、大きさが90グラム以上であることや鮮度管理方法など厳しいブランド基準があります。
初出荷セレモニーでは仲買組合長へのぼり旗が渡されたあと、仲買人や漁業関係者らが、水揚げされたばかりの美々鯵の味を確かめていました。
美々鯵の初セリでは、脂質が7%以上ある「めいつ美々鯵三ツ星(みつぼし)」というハイグレードブランドのアジ(約350g)が通常よりも1500円程高い1キロあたり3500円で競り落とされました。
昨シーズン27トン・平均キロ単価663円だった美々鯵。 初日の水揚げは712.1キロあり、高いのもでキロあたり1,150円の値がつきました。
▽めいつの魚ブランド化推進協議会・元浦亮会長(71歳)は「例年通りの水揚げが始まった。漁場が近いので鮮度抜群。これから脂がのってきますので食べてください。量が多く捕れれば県内にたくさん届きますので期待していてください」とコメント。
めいつ美々鯵は大きさごとに仕分けし、選別機にかけられ、今日から6月頃まで県内や県外の市場に出荷されます。
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