木材の製品製造販売を行う吉田産業グループでは循環型社会づくりの一環として「第21回 植樹祭」を４月１３日に開催し、従業員やその家族など約１３０人が参加しました。
造成した社内の敷地にソメイヨシノの苗およそ１００本を小雨が降る中、クワで深さ３０センチ程の穴を掘って植えていきました。 中でも土が固くて苦戦している家族の姿も。
▽植樹をした従業員・久保田克裕さん（42歳）は「家族５人で一緒に参加することができて楽しかったです」 息子の輝馬さん（10歳）は「土が固くて穴を掘るのが大変だった」と笑顔。
吉田産業では工場で出る端材を燃料とする「バイオマス発電所」を老朽化のため２０２３年１１月から新しく着工。 植樹祭に合わせた餅まきには地域の人も参加して、棟上げを祝いました。
延べ床面積は約２,５００平方メートル（全6棟）で、発電所の最大出力は３０００キロワット。 ２０２５年春に完成予定で６月に運転開始を目指します。
▽吉田産業株式会社・代表取締役の吉田利生社長は「みなさまの協力があって建設できたことに感謝。グループ全体で再生エネルギーをまかないたい」話しました。
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