郷土に誇りを持ってもらおうと、日南市立飫肥(おび)小学校(宮崎宏子校長・全校児童341人)6年生の児童51人が旧飫肥藩の藩校「振徳堂」で読書活動をしました。
この活動は明治の偉人・小村寿太郎たちが学んだ場の空気や思いを感じながら読書への関心を高めてもらおうと、毎年行われています。
畳の上に児童たちは正座をして、学校の図書室や市立図書館で借りた本などを約30分集中して読んでいました。
▽新海誠の本を読んだ河野圭吾さん(12歳)は「小村寿太郎が勉強していた場所って感じると、先人の雰囲気がとても感じられて貴重な体験だと感じました」 ▽怖い話しの本を読んだ川越詩月さん(11歳)は「学校や家とかでは違う感じがして、最後の6年生でここで本を読めたことが思い出になりました」とコメント。
▽甲斐翔太教諭は「この振徳堂の読書を子供たちが行う活動を通して、小村寿太郎先生をはじめ、先人の方々と同じ空間で本を読み、自分たちの故郷に誇りを持ってもらえたらというところで良い活動になったんじゃないかと思っています」と話していました。
飫肥小学校では6月に4年生、9月に2年生も振徳堂で読書活動をする予定です。
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