西武 南郷春季キャンプ20周年(2023)


 プロ野球・西武の春季キャンプが2月6日から日南市の南郷スタジアムで始まりました。今シーズンはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)開催で昨シーズンより開幕が5日遅れることで、西武だけキャンプインを6日に後ろ倒ししています。

 市民による歓迎式には選手や監督・コーチなどおよそ50人が参加。 南郷春季キャンプ20周年を記念して、園児たちによる太鼓演奏など、選手たちは厚い歓迎を受けました。 園児たちが松井稼頭央監督(47歳 #77)・選手会の呉念庭選手(29歳 #39)と松本航投手(26歳 #17)に花束を贈呈。  

▽髙橋日南市長「チームのキャッチフレーズ『走魂』走る魂、走りまくってリーグ優勝日本一へと駆け上がっていただきたいと思います。私たちも一生懸命応援していきます」とあいさつ。

 選手を代表して日南市より、不知火(しらぬい)30キロ。宮崎県より宮崎牛やブランドポーク。南郷漁協より近海カツオの目録など数々の特産品が贈呈されました。  

▽激励を受けて松井監督は「いよいよ大トリでのキャンプインです。南郷キャンプ20周年の節目を迎えました。毎年環境を整えていただき、素晴らしいキャンプができている。みなさんのサポートがなければスタートが切れないと思い本当に感謝しています。先程、子どもたちの歓迎演奏、本当に素晴らしかったと思います。よくあの難しい曲にチャレンジしたなと。そういう意味では僕も1年目ということで、チームも大きく変わろうとしています。いろいろなことにチャレンジしていきたい。このチームも若いので、子どもたちのようなはつらつさを、このキャンプはつらつと明るい雰囲気で、選手も個々みっちりとキャンプを行っていきたい。良い形でシーズンに入り、良い報告ができれば精一杯頑張っていきます。3週間お世話になります。よろしくお願いいたします」と述べました。

 歓迎セレモニーの後、20周年を記念したモニュメントが披露。松井監督が最後のプレートをはめて完成させました。プレートには歴代の監督の名前が刻まれています。 グラウンドには辻発彦前監督が表敬視察に。歴代監督が揃うスリーショットも観られました。

 WBC日本代表メンバーに選ばれている山川穂高選手(31歳 #3)や源田壮亮選手(29歳 #6)が練習に汗を流す姿が見られます。 オリックスに移籍した森の穴を埋める捕手争いにも注目。 新人ではドラフト1位・蛭間拓哉外野手(22歳 #9)など即戦力に期待を集めそうです。

▽訪れたファンは「2月6日キャンプインということで、やっと始まって待ち遠しかった。高知県でキャンプしている栗山選手や中村選手のベテラン勢と若手の力の融合、12球団ナンバーワンだと思うチームの結束力を活かしてリーグ優勝日本一目指して頑張ってもらいたい」「新しい感じでこれからチームの活躍が楽しみ」「去年優勝できなかったので今年は新監督の下優勝目指して頑張ってほしい」とコメント。

 昨シーズン、パ・リーグ3位となった西武。「走魂」 をチームスローガンに、走ることを原点とし、そこからすべてを変えていきリーグ王座奪還に向けて戦います。

 週末にはファン感謝デーや振る舞いイベントなども実施されます。 西武の南郷春季キャンプは2月23日まで南郷スタジアムで行われます。

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