飫肥（おび）城の除夜の鐘をつく会（飫肥城下町保存会主催）が大晦日から元旦にかけてありました。 ２２時に鐘つきの順番の番号札を先着でもらった市民や観光客などが飫肥小学校の敷地ある鐘撞き堂の前に続々と集まってきました。
２３時４０分頃から鐘つきが始まり、それぞれの思いを込めながら鐘をついていました。
市内から家族で訪れた小学６年生は「今年は勉強を頑張るように願いながらついた」。４０代男性は「去年は良いことがなかったので、今年は良いことがあるように力を込めてついた」と話していました。
鐘をついた１０８人分のおみくじがあり、大吉の景品は「飫肥城下町食べあるき町あるきあゆみちゃんマップ」などが職員からプレゼントされました。 今回で４４回目となる除夜の鐘をつく会は平成時代最後ということもあり、およそ４８０人が集まりました。 このほか、田ノ上八幡神社獅子舞保存会による獅子舞やカウントダウン、ぜんざいや飲み物の提供も。
また、飫肥城跡の大手門がライトアップがされました。城跡内には約２５００個のキャンドルが並べられ、今年の干支「亥・イノシシ」など飫肥に灯りをともす会が制作。 訪れた人たちは写真に収めたりして新年を祝いました。
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