マンガ書籍を電子化して配信を代行する企業が日南市油津の複合ビル（Ittenほりかわ／岩崎3丁目）へ入ることになり、市と企業の指定書の調印式が３月１８日に行われました。
日南オフィスとして進出するのは、東京・渋谷区に本社を構える、株式会社ナンバーナイン（代表取締役社長・小林琢磨）です。
宮崎県の立地企業としても認定を受け、宮崎県企業立地推進局長から認定書が交付されました。
ナンバーナイン日南オフィスでは、主にマンガアプリの制作と運用、マンガの配信代行を行います。 新年度から６人を採用し、このうち地元からは４人の採用を予定しています。 ５年間で合わせて２８人の新規雇用を計画しているとのことです。
崎田日南市長は「マンガは意外とアプリの方が手軽でこれから先も伸びていくのでは。日南からできるのは嬉しく思っています」と話していました。
小林琢磨社長（34歳）は「ここ日南からマンガの価値をさらに高めて、日本が世界に誇る芸術としてこの事業を推進していきたい」と決意しました。
▽日南市を選んだ理由として「日南市を4年前に伺って去年視察した時に、まち全体がすごく成長しているなと感じて、まちと会社の成長をうまく融合していきたいと日南に進出」
▽雇用について「特殊なスキルは必要ではあるんですが、東京にいないとできない、専門的な勉強をしないとできないことではない。現地の人を採用してスキルを伝えていくことで、宮崎でも電子化できることを根付かせていきたい」とコメント。
日南市にＩＴ関連企業が進出するのは、これで１４社目となり、若者の雇用創出に期待が寄せられています。
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