卒園生の小学生たち 手づくりマスクを幼稚園に寄付

卒園生の小学生たち 手づくりマスクを幼稚園に寄付


 新型コロナウイルス感染拡大が全国で広がる中、手づくりマスクを幼稚園に寄付しました。 寄付をしたのは、日南ちびっこレスリングクラブの小学生3人で、子供の家幼稚園の園児たちに約80枚のマスクを手渡しました。

 連日報道されるニュースを見た子ども達は「自分たちにもできることがしたい」との想いから、休校中に約100枚のマスクを制作。 子どもたちが型どりした生地を、保護者たちはミシン掛けをして10日程で完成させました。

▽園児たちは「うれしい」「かわいい」「気に入った」とコメント。

▽卒園生の川畑彩さん(10歳)「みんなの役に立てれば良いなと思って作りました。難しかったけれど、習い事や学校がないから作ってみて、とても楽しかった。みんなコロナにかからないようにマスクをつけて予防してほしい」と話していました。

▽子供の家幼稚園・入倉芳子園長「今マスクが不足している中で、子どもたちのために作ってくれて本当に感謝しています。このマスクひとつの柄で心が明るくなって、マスクをつけていて嬉しいなという気持ちをくださったかなと感謝しています」と嬉しそうに話していました。

 残りの30枚は地元の老人施設にも寄付をしたそうです。 現在子どもたちは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため練習は休んでいますが、毎週3回程、日南振徳高校のレスリング場で練習をしているそうです。

今もマスクが手に入りにくい中、嬉しいプレゼントとなりました。

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