早くも2学期スタート 小中学校で始業式


 行動制限のない33日間の夏休みが終わり、日南市内24の小中学校では感染症対策をとりながら8月25日に2学期がスタートしました。 

 このうち全校児童438人の日南市立吾田小学校では児童たちが大きな荷物を持って登校。 夏休み中に体温などを記録してきた健康観察カードを提出していました。

 新型コロナウイルス感染防止対策のため始業式は、リモート形式で行われました。 3人の児童が夏休みの思い出や2学期の目標を発表。

▽1年生・矢野大和さん「毎日虫あみと虫かごを持って虫を追いかけました」
▽5年生・小玉妃莉さん「2学期は難しい勉強が始まると思うのでしっかり集中して1学期以上に勉強を頑張っていこうと思う」
▽6年生・寺田尚生さん「苦手なことを積極的に挑戦していきたいと思う。クラスのみんなと楽しい2学期にしたい」

 始業式が終わって6年生の教室では夏休みの宿題を提出していました。 行動制限のない夏休みを振り返って・・・▽6年生「行動制限がなかったのでプールなどに行けてとても嬉しかった」「福岡行きました。コストコとかに行けてめっちゃ楽しかった」「高千穂に行きました。神社とかたくさん回れて楽しかったです」とコメント。

 学校ではこれまで以上に感染症対策を行っています。
▽今村信一校長「県内日南市内まだまだ感染者が増えているんですが、先生方に感染対策の徹底を呼びかけ、子どもたちにもソーシャルディスタンスを保ったり手指消毒うがい黙食を徹底。ワクチン接種については保健所からの指示で保護者あての文書を配布して、各家庭の考えのもとだと思うのですが、やはりワクチン接種をした方が重症化リスクが少ない報道もある。とにかく学校では感染を広げないことが一番大事と思って取り組んでいます」と話していました。

 2学期は感染状況をみて運動会や修学旅行などの行事が予定されています。

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