初日は豊漁 南郷の目井津港 初競り


 日南市の目井津港にある南郷漁協で2023年の初競りが行われました。 地元仲買人や漁協職員など、およそ40人が集まって初競り式があり南郷漁協の江藤組合長がセリ人を務めて競り始めを告げました。 

 日南沖で捕れた3.6キロある2匹の「マダイ」が通常より4.5倍高い、1キロあたり4500円で競り落とされました。  

 港には定置網で水揚げされたばかりのサバやアジ、ハガツオなどの競りが行われ、威勢の良い声が響きわたっていました。 初日はおよそ17トン(約540万円)の水揚げがあり、昨年の初日より2倍近い水揚げがありました。 

 ▽南郷漁協・江藤久義組合長「豊漁で値段良くなってくれれば良いと思います。コロナの収束はなかなか見えなく厳しいが、なんとか乗り切っていきたい。」とコメント。

 南郷漁協は昨年カツオ漁の不漁や新型コロナウイルスの影響が続いており、関係者は今年の取引に期待しています。

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