２０２２全日本ボクシング選手権大会のウエルター級でチャンピオンとなった脇田夢叶選手（わきた・ゆうと 20歳/日体大3年）が１月５日、日南市役所で優勝報告や今後の抱負を語りました。この大会の優勝で今年５月にウズベキスタンで開催される世界選手権の派遣選手としての有力候補となっています。
日南市出身の脇田選手は４歳から日南の道場で空手を始め、中学２年でボクシングに転向。２０１９年の全九州インターハイではライトウエルター級で優勝。日章学園卒業後は日本体育大学へ入学。２０２１年にポーランドで開催の世界ユース選手権への出場を果たしましたが、新型コロナの影響で大会が中止。
▽表敬した脇田選手は「緊張しました。こういう場を設けていただき感謝。せっかくチャンスをいただいたので日本のチャンピオンとして恥じないよう、海外選手にくらいついていけるように優勝目指して頑張りたい。世界選手権に向けて、フィジカルと海外選手に負けない技術、自分の持ち味を活かしたボクシングをしたい」と話しました。
▽髙橋日南市長は「ぜひオリンピック出場獲得してください。今後なお一層の活躍に期待。市民で応援しますので頑張ってください」と激励。
現在はトレーナーのもと、走り込みや心肺機能の向上、フィジカルトレーニングなどに汗を流す脇田選手。 ２０２４年パリオリンピックの国内選考会で優勝して、７月のアジア大会ベスト２に入ればパリオリンピック出場獲得となります。
写真：本人提供
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