無投票の日南市議選 19人に当選証書が授与

無投票の日南市議選 19人に当選証書が授与


 任期満了に伴う日南市議会議員選挙で無投票による当選が決まった議員19人に当選証書が4月25日に授与されました。

 新しくなった市役所の議場で当選証書が一人ずつに手渡されたあと、選挙管理委員会の田中正吉委員長が「新型コロナによって疲弊した経済対策や、3月に開通した東九州自動車道を活用した施策など、市民の負託に応えていただきたい」と激励しました。

 市議選で無投票となったのは旧日南市からの統計では初めてとなり、2000年の市長選以来となります。 今回の選挙では、定数19に対し現職15人、新人2人、元職2人で、党派別は立憲2、公明2、共産2、幸福1、無所属12。 最年少で40歳・最年長は78歳で、平均年齢は63.63歳となっています。

▽新人の北山みゆき議員(63歳)は「子育て教育の充実を計りたいと思っていますし、専攻が(障がい児教育)特別支援教育でしたので、福祉関係にも力を入れたい」と抱負を語りました。

▽当選者の中で一番若手議員となる・平剛典議員(40歳)は「無投票になったことに対して、1期4年の答え合わせができなかった。このことに関して残念に思います。どういう議員活動をしていくのか改めて考えていきたい」と話していました。

無投票について危機感もあります。
▽平議員「定員割れとならなかったことに対して救いかなと思っています」 ▽北山議員「今後の選挙制度の在り方も考えていく必要がある」とコメント。

 市議の任期は2027年4月25日までの4年間で、市民から関心を持ってもらえる議員活動に期待が寄せられます。

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