鵜戸神宮でご当地「能楽」が初上演

鵜戸神宮でご当地「能楽」が初上演


 鵜戸神宮で日本の古典芸能の「能楽」が5月4日に初上演され、県内外から約300人が鑑賞しました。 上演されたのは室町時代の能楽師、世阿弥による作品「鵜羽(うのは)」など4演目です。

 人気狂言師の野村萬斎さんらが、蔵番役で酒を盗み飲む「樋の酒(ひのさけ)」。 人間国宝の大槻文藏さんが「神歌」や、宮崎ゆかりの「景清(かげきよ)」を舞いました。

 「鵜羽」は日本神話を題材とした、鵜戸神宮の御祭神であるウガヤフキアエズノミコト(鵜羽葺不合尊)の誕生を題材にした演目で、子どもを想う母・豊玉姫の愛を描いたストーリーです。 文蔵さんの芸養子である大槻裕一さんが復曲能「鵜羽」のシテを務めました。

▽能楽を楽しんだ人は「この風景と一体になって自然に溶け込んだのが素晴らしい」「軌跡と奇跡がつながって上演になった。会場の雰囲気といい素晴らしかったです」と話していました。

 鑑賞した人たちは心地よい海風や波の音を感じながら能楽を楽しんでいました。

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