消防団救助活動訓練


 大雨による災害が発生するリスクが高まる梅雨のシーズン。 大規模災害が発生したときや、遠隔地などで事故が発生したときに消防団が救助活動するための訓練が日南市消防本部でありました。

 訓練には指導的立場にある消防団員約80人が参加。 消防団員は毎年、操法研修をしていますが、今年は様々な災害時に活用できるロープワークや搬送方法を消防隊員から教わりました。

 ロープワークでは、基本となる本結びや巻き結び。 要救助者の救出にも使われる身体結索「もやい結び」などを訓練。

 このほか、ホースなどの器具への結索、担架がない場合に役立つ「徒手搬送法」なども。 ▽救助者を担ぎ上げて運ぶ「ファイヤーマンズキャリー」 ▽背負って運ぶ「バックストラップ」 ▽左右から抱えて搬送する「向かい抱き搬送」など。

 訓練に参加した団員は「自分だけではなくて、部の方へ持って帰ってみんなで共有して緊急時に対応できるようにしてきたい」

 日南市消防本部・総務課主査の古谷一行さんは「災害が起こったときに一番最初に手を差し伸べて上げられるのは、地元に根付いた消防団である可能性が非常に高いです。そのためにこういう技術を学んでもらって救助活動を効率的に活かしてもらえたらと思い訓練を計画しました。繰り返し訓練してもらって、いざという時に活用してもらいたい」と話していました。

 安全で効率的にできる救出活動。 消防団員にとっては貴重な訓練となったようです。

日南市消防本部

https://www.city.nichinan.lg.jp/main/fire-fighting/

 

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