西武 春季キャンプ手締め 開幕投手は高橋光成(2021)


 プロ野球・西武の春季キャンプ最終日。 ウォーミングアップ中に辻監督から個別指導を受けているのは、川野涼多選手(19歳 #56)。 そして、打廻りでは監督からノックを受けます。最後は持ち前の集中力を発揮して締めくくり。

 今井達也投手(22歳 #11)、松本航投手(24歳 #17)ら12人がブルペン入り。 投手陣はランニングメニューもこなします。 練習が終わり、辻監督から開幕投手を高橋光成投手(24歳 #13)に託すと発表がありました。

 このあと選手・監督やコーチ陣などが円陣を組み、選手会長の森友哉選手(24歳 #10)が「これから対外試合が始まり個々に課題を持ちシーズンにむけてしっかり準備をしていきましょう」とあいさつをして南郷でのキャンプを打ち上げました。 

 キャンプを振り返って ▽栗山巧選手(37歳 #1)は「やり残したことはない。しっかりやるべきことはできたと思っています。打球やフォームはまだまだやっていかないといけない。自分の立てた目標に沿ってしっかり練習をこなすことができた」

▽開幕投手になった高橋投手「本当に嬉しかったですね。正直実感がないというのはありますね。ずっと開幕投げたいって気持ちがあって、キャンプしている間はキャンプに集中できたというか、やりたい課題だったり集中できたと思います。 開幕戦は独特な雰囲気があると思う。メットライフドームが新しくなって最初に投げられるのが光栄。緊張はすると思うけど雰囲気を楽しむ気持ちで頑張ろうと思います。 リーグ優勝・日本一できるように、チームを引っ張っていけるピッチングをしたい」

▽キャンプ統括として辻発彦監督(62歳 #85)は「今年は無観客でファンが球場へ足を運べず、最初は違和感や寂しい感じを受けましたが、終わってみると早かったという感じです。選手たちはひとりひとりの課題を持ちながら、全力でやってくれたと思います」

開幕投手について「昨年のうちからよっぽどのことがない限り髙橋光成でいこうと決めていた。『嬉しいですありがとうございます』と言ってくれて嬉しかった。開幕投手ということは一番最初に投げるわけですから責任が生まれてくると思う。開幕投手を経験して、若い選手が増えてきた中、見本になってチームを引っ張ってもらいたい気持ちで託しました」

 西武は「2021球春みやざきベースボールゲームズ」で2月23日に、ソフトバンクと対戦。 3月26日(メットライフドーム)は、埼玉の本拠地でオリックス・バファローズとの開幕戦を控えています。

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