日南市南郷町の目井津漁港で水揚げされるブランド魚「めいつ美々鯵(びびあじ)」の出荷宣言が南郷漁協地方卸売市場で3月29日に開かれ、仲買人や関係者など50人が今年の初出荷を祝いました。
大型定置網で水揚げされた美々鯵は、大きさが90グラム以上であることや鮮度管理方法など厳しいブランド基準があります。
ブランドをPRするのぼり旗が贈呈され出荷宣言のあと、仲買人や漁業関係者が水揚げされたばかりの美々鯵の味を確かめていました。
昨シーズン41トンの水揚げで平均キロ単価508円だった美々鯵。 初日の水揚げは約3.5トンあり、昨年の平均単価の2倍となるキロあたり1,000円の値がつきました。
中でも脂質が7%以上ある「めいつ美々鯵三ツ星(みつぼし)」というハイグレードブランドは4月下旬から5月頃に出荷されます。 昨シーズン三ツ星は212キロの水揚げ。 美々鯵の出荷は宮崎県内や関東方面を中心に6月頃まで続きます。
▽めいつの魚ブランド化推進協議会・元浦亮会長(69歳)は「今年は脂ののりが良いですから、店に並んだらたくさん食べてほしい。ここ2年コロナで催しできなかった。目井津のブランドとして全国に発信していきたい」と話していました。
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