広島カープ、日南秋季キャンプ。 佐々岡新監督のもと、31人の選手が打撃や守備練習などに励んでいました。
紅白戦がキャンプ2日目から5試合ありました。 野間峻祥選手(26歳 #37)が右翼スタンドまで豪快に飛ばす中、ケムナ投手と羽月選手の宮崎同士による対決も観られました。 ケムナ投手は紅白戦に3試合5回登板するなか、打者6人をパーフェクトに抑えた試合もありました。
羽月隆太郎選手(19歳 #69)は「紅白戦で自分の課題も見つかったので、オフシーズン取り組んでいきたい。去年より進化した自分をつくって、来シーズンに向けて頑張りたい」と話していました。
最終クール3日目。投手陣15人が行った先は梅ヶ浜。 佐々岡監督スペシャル強化メニューです。 砂浜でのダッシュや、ボールを掴んで箱に入れたりキャッチしたりと下半身を鍛えていました。
日南育ちのケムナ誠投手(24歳 #29)は「懐かしい風景だと思いながら、みんなと一生懸命練習ができたので良かったと思います。来年は3年目となるので、1・2年目は一軍登板が少なかった。来年こそはカープのリーグ優勝、日本一に貢献できるようなピッチャーになれるように冬練習をして春に臨みたい」と話していました。
キャンプ最終日の練習が終わり、堂林翔太内野手(28歳 #7)が手締めで「今年は4連覇という目標に向けてスタートしましたが4位という悔しい結果に終わってしまいました。2020年は東京オリンピックもあり日本中も盛り上がり、スポーツの力で元気を与えられる年になると思います。その中で僕たちも佐々岡新監督の下、V奪回そして日本一を掴み取れるように全員が同じ方向を向いてワンチームで1年間戦っていきましょう」とあいさつ。
キャンプを振り返って佐々岡監督は「若手が声を出して元気よく明るく良いキャンプだったと思います。 フェニックスリーグ、秋季キャンプで新しい戦力を見たいということで実戦をした。新人1年生が今年どれだけ成長したか見させてもらい良いものが出ていた。一軍で活躍した野間・坂倉・堂林あたりも練習しての結果。みんなが競争意識の中でこのオフの取り組み方で、1月の自主トレ2月のキャンプへ入ってきてほしい」とコメントしました。
選手たちは広島へ戻り、来シーズンに備えます。 若手中心の底上げをしっかりとした秋季キャンプとなったようです。
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