3月中旬から6月にかけて目井津港で水揚げされたアジを捌く体験を日南市立南郷中学校の1年生75人が挑戦しました。 このアジはブランド魚となっている「美々鯵(びびあじ)」で、大きさや鮮度管理、魚の脂など厳しいブランド基準が設けられているアジです。
体長25センチ程あるアジ120匹を使って、地元の漁師や地域ボランティアの人などが捌き方を生徒に教えました。 慣れない手つきでアジを三枚におろし、細かく切ってご飯の上にのせていました。 完成したアジの丼と、アジの頭と骨から出汁を取ったすまし汁を美味しそうに食べていました。
▽自分で捌いたアジを食べた生徒達は「難しかったけどボランティアの人のおかげで上手く切れました」「捌くのは初めてだったけど楽しかったです。アジが美味しかったのでとても良かった」「自分で捌いた魚を美味しく食べられて良かった」とコメント。
▽講師として参加した新堀水産の元浦亮さん「魚が食べられなかったけど、今日の美々鯵は食べて美味しかったと聞いてすごく感激しました。毎年体験をやっていけば、いつか子ども達は魚を食べられるようになっていくと思う」と話していました。
このあと生徒たちは、目井津港で水揚げされる魚について南那珂農林振興局の技師や漁師などから魚の特徴などを聞いたりして直接魚に触れることができました。
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